【全店共通】七夕にまつわる植物のはなし
7月7日は七夕ですね🎋
七夕の起源は中国と言われており、日本には奈良時代に伝来したそうで、
元々日本にあった伝説と合わさって、現代に伝わる織姫と彦星の物語になったそうです🌟
七夕と言えば「ささのは、さらさら」という歌を思い出す人も多いのではないでしょうか。
そう言えば、「笹」と「竹」について、同じものなのか違う植物なのか…
悩んだことのある人もいらっしゃるかもしれません😥
「笹」も「竹」も植物学上は同じ分類で、
「笹」が比較的小型なもの、「竹」が比較的大型なもの、とも言われていますが
よく見てみると、葉っぱに大きな違いが隠されています👀
「笹」の葉脈は平行に伸びているのに対し、「竹」は格子状の葉脈をしています🍃
また、タケノコの皮が剥がれずに、茎の節に残っているのが「笹」、
成長すると皮が剥がれて落ちてしまうのが「竹」という見分け方もあるそうですね😉
ちなみに、「笹」も「竹」も、古来より日本では神聖なものとされてきました。
笹の葉は、古来より邪気を祓ってくれるものとされており、能や狂言でも笹を手にするようなシーンがあるそうです。
竹を七夕に使うようになったのは江戸時代以降と言われていますが、
厄を祓ってくれる神聖な植物だという謂れは笹と同じようです😀
笹も竹もまっすぐに天に向かって伸びるその姿から、生命力を表す植物とされ
地鎮祭をはじめとする、様々な行事に使われています。
笹の葉が風に揺れて擦れ合う音は、
どこか涼やかで、穏やかな気持ちに導いてくれる気がしますね。
古来より神が宿ると言われていた歴史が、日本人の心に響くのかもしれません。
七夕飾りや織姫と彦星の伝説などは、どこか子どもの行事だと思ってしまうかもしれませんが
笹の葉の音に耳を傾ける、心静かな七夕の夜を過ごしてみてはいかがでしょうか🎋
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