【全店共通】お悩み別おすすめアロマ 「便秘」
残暑が厳しい毎日ですが、それでも少しずつ秋の気配が近づいてきています🍂
朝晩の風が気持ちよく感じたり、
空を流れる雲が秋雲に変わっていたりと
季節の移ろいを感じると、うれしくなりますね。
好評いただいている『お悩み別おすすめアロマ』ですが
今回のテーマは悩んでいる人も多いであろう「便秘」です。
むくみや肌荒れにも繋がりやすい便秘は、身近で誰にでも起こりやすい悩みかもしれませんね。
「便秘」が起こるメカニズム
日本内科学会の定義では、便秘とは「3日以上排便がない状態」とされているそうです。
便秘にはいくつか種類があり、それによって原因が異なります。
便秘の種類
1.弛緩性便秘
大腸の運動が低下して起こる便秘のこと。
腸管の緊張がゆるんでしまって、便を押し出すぜん動運動の力が弱くなるために、
大腸内に便が長く溜まり、その結果水分がなくなってカチカチになります。
便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者にも多いと言われます。
2. 痙攣性便秘
副交感神経が過度に興奮することによって腸管が緊張して起こる便秘のこと。
大腸内で便がうまく運ばれず、うさぎのフンのようにコロコロとした便になります。
また便秘と下痢を交互にくり返すことも多いとされています。
3.直腸性便秘
便が直腸に到達しても排便反射と呼ばれる排便のサインが起こらないため、
直腸に便が停滞して起こる便秘のこと。
排便を我慢することが原因となるほか、高齢者や寝たきりの人に多いとされています。
4.器質性便秘
大腸の炎症やがんなどが原因となって、消化管に通過障害が起こっている状態のこと。
1~3の便秘をまとめて、機能性便秘と呼びます。
自分で対策ができるのはこの機能性便秘で、器質性便秘は基本的には病院で相談しましょう。
便秘の原因
1.ストレス
考え事や心配事など、ストレスが多い状態のとき
気づけば何日も排便していない…ということはありませんか。
心身にストレスがかかると、交感神経が優位になり、ストレスから自分を守ろうとします。
その弊害として、交感神経が優位になると腸の動きが悪くなってしまいます。
腸のぜん動運動が起こり、便を直腸に送るのは、副交感神経が優位の時。
つまり、身体がリラックスモードの時ということです。
2.我慢
仕事が忙しくてトイレに行けなかったり、恥ずかしくて便意を我慢していたり、
そういった経験は誰でもあるかもしれませんね。
しかし便意を我慢することを繰り返していると、腸のセンサーが鈍くなり、
次第に便意をもよおす「排便反射」という反応が鈍くなってしまいます。
そのため便意を感じにくくなり、腸内で便が溜まって便秘になってしまうのです。
3.運動不足
最後に便を押し出すのは、腹筋です。
腹筋が衰えると便を押し出す力も弱くなり、便秘がより進んでしまいます。
女性や高齢者に便秘が多いのも、この腹筋が弱いことが、原因の1つだと言われています。
便秘を解消するには?
「最近、お腹が張っていて…」というお悩みは
モンサンミッシェルのセラピストもカウンセリング時によく聞く言葉です。
セラピストがおすすめする、便秘解消のポイントをいくつかご紹介しますね。
1.食物繊維と水分
食物繊維は腸のぜん動運動を高め、便を排出しやすくしてくれます。
食物繊維が多く含まれる食事を、普段から心がけたいですね。
具体的には、穀物、豆類、芋類、きのこ、海藻などです。
また、水分が不足すると腸内の便が硬くなって排便しにくくなってしまいます。
水分を含んだ便は、腸に刺激を与えて便意を起こしてくれると言われますので、
水分を十分にとっておきたいですね。
2.運動とマッサージ
過度な筋トレでなくても、ウォーキングなどを続けることがおすすめです。
インナーマッスルを鍛えて、腸が動きやすい身体にするために、
毎朝のヨガなんかも良いですね。
また、「ちょっとお腹が張ってきたかな」と感じたら、
腹部のマッサージも取り入れると良いですよ。
3.リラックス
便秘の原因の大部分は、自律神経の乱れによるもの。
ストレスを抱えたまま生活するのではなく、疲れたな、と思ったら一息つくことが大事です。
リラックスできる、自分ならではのスイッチを持っておくことが
便秘になりにくい身体を作ってくれる手助けになりますよ。
便秘のときにおすすめのアイテムとホームケア
ごぼう茶
水分をとりながら、食物繊維もたっぷりとれる優れものです!
ごぼうは食物繊維が多い野菜の代表格とされており、
整腸作用のある不溶性食物繊維のリグニンやヘミセルロース、
便通促進を促す水溶性食物繊維のイヌリンなどの栄養成分が含まれています。
そんなごぼうを皮ごと焙煎したごぼう茶は、臭みがなく、香ばしい香りが何よりの特徴です。
まるでごぼうチップスを食べているような香りで、
食事にも合わせやすく、普段の生活に取り入れやすいお茶ですよ☕
水分補給をごぼう茶で行うことで、水分×食物繊維が一度にとれて一石二鳥!
大事なのはその味。美味しくて飲みやすいので、我慢せずに続けやすいですね。
お腹周りのマッサージ
ホホバオイルやマカダミアオイル、クリームなどを用って、
お腹周りを時計回りをトリートメントしてみましょう。
ます、両手の指を重ね合わせます。
そして小さな円を描きながら、下腹部を時計回りにマッサージします。
ゆっくりとやさしく行ってください。
トリートメント方法のレシピはこちら⇒
便秘が気になるときにおすすめの精油
ホームケアに持っておきたい、便秘にアプローチしてくれる精油はいくつもありますが
その中でも代表的なものをご紹介します😉
腸の働きを活発にすると言われます。
腸内のガスを出しやすくして、腹部の膨張感や便秘を和らげると言われています。
お腹の張りが気になるときに。消化器系全般を整えてくれます。
腸の水分量を調整するはたらきがあると言われます。
美肌精油は腸にも働きかけて、便秘解消の手助けをしてくれます。
セルフケアに、オイルと合わせて使っていただくと良いですね。
好きな香りを嗅ぐことが、リラックスに繋がります。
体がリラックスすると、自律神経が整ってきますので、自然と便秘も良い方向へ向かっていきますよ。
どうしても体の緊張状態が抜けないな、という方は、モンサンミッシェルへお越しくださいね。
頭をからっぽにして、体の力をだらーんと抜く瞬間を、
心地よいタッチのトリートメントで、セラピストがお手伝いさせていただきます✨
精油やハーブについての質問などは、お近くの店舗でセラピストにお気軽にご相談ください。
上記記載の商品は全てモンサンミッシェル店頭で購入することができますよ。
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