2012.03.06
「超時分好き」らしい!?
先日の日経MJに、今のマラソンブームがなぜここまで過熱するのか?の記事が載っていた。
「大衆」の時代、「分衆」の時代を経て、いま21世紀の今は「お一人様」の時代を迎えている中で、その行き着く先が「超時分好き」らしい。
とにかく周囲以上に自分への深い関心を持っている人々。
そういう人にとって、自分を律し、地道に日々努力し(走る事はもちろん体調や体重まで笑)、そして記録や距離をアップしていくマラソンはぴったりのスポーツ。
で、分断化された「超時分好き」の人たちも、どこかで周りと繋がっていたいという希望を叶えるのがインターネット。
大会情報が取れるので参加しやすくなり、SNSに練習や大会の経験をアップして、孤独から社会性を取り戻す。
うーーーん、確かに周りの人を見ると、そう言えてるかも。
そう考えると私も自分好きなのかなぁと。
ただ週に一、二度走るか走らないか、大会前に詰め込んでなんとか帳尻合わせを、なんて怠け者ランナーの私が言うのは烏滸がましいですが(笑)
週に4、5日、1時間以上、毎週毎週走り続けることに「何の意味があるのだろう?」と考えた時点で全てが終わるきもする。
今のマラソンブーム、走る人が増えたからか、各地の市民マラソンが始まったからかのかは別にして、その経済効果は何気にすごいものがある。
今やジョギング・ランニング人口は900万人に迫る勢い。
その人たちが新たな消費行動も生んでいる。
何気ないところで、新しい消費活動が生まれる今の世の中。
「超時分好き」らしい人たちは、何を欲しているのか?
気づかないところでそのチャンスを逃さないように、商品・サービス作りをしていかないといけませんね。